男性は10歳以上も年下の相手を求めるのか？
婚活現場から見える“リアル”を徹底解説**
婚活の現場にいると、女性からよく聞かれる質問があります。
「男性って、結局みんな10歳以上年下を希望するんですよね？」
SNSや口コミで広がる“年下狙い男性”のイメージ。
しかし、仲人として毎日お相手検索やお見合い調整をしていると、
そこには誤解も多いと感じます。
今日は、結婚相談所で出会う男性たちの “リアル” をお伝えします。
1. 男性が年下を希望する理由は、本能より“現実”が大きい
もちろん、「若い方がいい」と感じる男性は一定数います。
ただし、それは“女性への理想が高い”というより…
●① 子どもを望む → 年齢を気にするのは現実的な判断
「子どもが欲しい」という男性は、どうしても女性の年齢を目安にします。
これは感情ではなく“ライフプランの計算”に近いもの。
●② 同世代女性に申し訳なさを感じる男性も多い
「同世代の女性に、子どもの負担をかけてしまうかも…」
と、逆に年齢差がある方が気を遣わせないと考える男性も増えています。
●③ 年下＝若いママ → 理想の家族像の影響
SNS・テレビ・周囲の家庭環境が影響していることもあります。
ただし、これらは“絶対年下！”という強い固執ではありません。
ここが誤解されがちなポイントです。
2. 実際の希望年齢差は？ → 10歳差を望む男性は全体の◯％
婚活データを見ると、
「10歳以上年下しか希望しない男性」は全体の5〜10％程度。
（結婚相談所やアプリの利用者分析より）
多くの男性は…
▶ 現実的に3〜7歳差を希望するケースが最多
そして実は…
▶ 検索条件に入れないが、実際に会ってみて決まるケースも多い
つまり、
“年齢だけで判断する男性”は少数派
“相性と人柄で決まる”が圧倒的に多い
これが婚活のリアルです。
3. 年齢差よりも男性が重視しているポイント
仲人として男性の相談を受けていて、
年齢以外に圧倒的に重視されているのがこちら。
●① 一緒にいてラクか
「気を張らず自然体でいられる」が上位。
●② 話し方・価値観の親しみやすさ
年齢よりも「感覚が近いか」を見ています。
●③ 健康・生活リズムが合うか
結婚は日常生活。年齢が近い方が生活が一致しやすいのは事実。
多くの男性は、
“年齢差だけ大きい関係が幸せか？”を冷静に考えています。
4. では、どんな男性が“10歳以上年下”を望むのか？
以下の傾向があります。
●① 高収入・高スペックで余裕がある男性
→ 経済的自信から年下を希望する場合あり。
●② 50代以降の再婚希望男性
→ 年齢差婚になりやすい層。
●③ 子どもを強く望む男性
ただし、“希望を出すだけで実際に成立するかは別”
ここが非常に大切です。
5. 年齢差婚は「希望」よりも“相性”で決まる
現場を見てきて結論として言えるのは…
年齢差婚は、「たまたま相性が良かった」結果に過ぎない。
年齢差を狙って成功する男性はほぼいません。
多くの男性は出会っていく中で、
「思っていたより年齢の近い人のほうが心地よかった」
と実感していきます。
6. 年齢を気にしすぎているのは実は女性側？
面白いデータがあります。
男性より女性のほうが、
“相手の年齢条件を厳しくしがち”
「年上は嫌」
「3歳まで」
「同世代が良い」
と絞ってしまい、
同世代男性の本来のニーズと出会えていないケースが多発。
仲人としては、
男女ともにもう少し年齢幅を広げたほうがご縁が進みやすい
と感じています。
7. まとめ：男性は10歳以上年下を求める？ → ごく一部だけ
最後にシンプルにまとめると…
✔ 10歳以上年下を求める男性は“少数派”
✔ 多くの男性は3〜7歳差の現実的な希望
✔ 年齢より「相性・自然体・価値観」を重視
✔ 年齢差婚は狙うものではなく“結果として起きる”
結婚は「数字」より
“一緒にいて人生が豊かになるか”
が一番です。
もし婚活が停滞しているなら、
年齢幅をほんの少しだけ広げてみると、
驚くほど出会いの可能性が広がりますよ。